中国、8月の銀行外貨取引は4千億円の赤字 外貨管理局

人民網日本語版 2020年09月22日16:09

国家外貨管理局は18日に公式サイトで、2020年8月の銀行の外貨取引データおよび銀行の対外資金代理決済データを発表した。それによると、同月の銀行の外貨売却額は1兆1062億元(1元は約15.4円)、外貨購入額は1兆1328億元で、売却額から購入額を引くと265億元の赤字となった。米ドルで計算すると、売却額は1596億ドル(1ドルは約104.5円)、購入額は1634億ドルで、38億ドルの赤字となる。中国新聞網が伝えた。

20年1-8月の銀行の累計外貨売却額は9兆155億元、累計外貨購入額は8兆5067億元、売却額から購入額を引くと5088億元の黒字だった。米ドル建てでは、売却額が1兆2852億ドル、購入額が1兆2130億ドルで、722億ドルの黒字となった。

20年8月には、銀行が顧客に代わって行う対外的な資金の受取額は2兆4739億元、対外的な資金の支払額は2兆3855億元、受取額から支払額を引くと884億元の黒字だった。20年1-8月に、銀行の同受取額は累計18兆7997億元、同支払額は累計18兆6296億元で、1701億元の黒字になった。

米ドル建てでは、20年8月に、銀行が顧客に代わって行う対外的な資金の受取額は3568億ドル、対外的な資金の支払額は3441億ドルで、127億ドルの黒字になった。20年1-8月には、銀行の同受取額は2兆6797億ドル、同支払額は2兆6555億ドルで、242億ドルの黒字だった。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年9月22日

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