艾拉努爾·吾普爾さんは、夫と共に手工芸合作社（協同組合）を設立し、周辺の移転住民20世帯の雇用をけん引している。新疆維吾爾（ウイグル）自治区阿克陶（アクト）県にある絲路佳苑安置点（貧困脱却のための移転先）には、昆侖山の奥深くから移転した住民6千人以上が暮らしている。現地政府は、数年前から、居住地移転後の住民に対する支援を強化し続けており、「因地制宜（各地の土地柄に応じて適切な措置を講じること）」の発展には、伝統的手工業品の製作を含む様々な産業が盛り込まれており、住民が移転先で「スムーズに移転し、安定した生活を送り、豊かになる」ことを実現できるよう、移転後に貧困から脱却できるようサポートしている。新華網が伝えた。（編集KM）
「人民網日本語版」2020年9月21日
