今月27日早朝、中国大陸部の香港地区へのPCR検査支援チームの先遣隊として、広西壮(チワン)族自治区のメンバー7人が香港地区に向かって出発した。7人は香港地区での大規模なPCR検査実施のほか、臨時隔離・治療センターの迅速な建設をサポートする。香港地区では最近、新型コロナウイルス感染拡大が深刻化しており、香港特別行政区政府の要請を受け、中央政府はPCR検査スタッフを香港地区に派遣して関連業務展開をサポートすることを決めた。南国早報が報じた。
大陸部からのPCR検査支援隊の先遣隊となった広西チワン族自治区のメンバー7人。
メンバーは志願者の中から、業務が丁寧で能力の高い医療衛生技術者が厳選された。うち、広西チワン族自治区疾病予防管理センターの譚冬梅主任技師は、カンボジアでの新型コロナウイルス対策支援をした経験もあり、支援隊のメンバーになるのはこれで2回目だ。
先遣隊の副リーダーである呂向劼氏は、「メンバーは早急に作業に入る。当自治区PCR検査支援隊大部隊の香港地区入りに備えて業務や生活面の準備を整え、香港地区支援任務がきちんと遂行できるようにする」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年8月28日