ほっそりとしたスタイルは常に女性の憧れだが、スタイルを気にし始める男性も近年増えている。食事制限、脂肪吸引、注射など、痩せるために手段を選ばない人もいる。韓国のソウル国立大学医学部の研究によると、痩せすぎると喜びを感じにくく、うつになるリスクも高いという。生命時報が伝えた。
研究者は個別に行われた183の研究のデータを分析した後、体重が軽すぎる人は幸福度指数が他の人を超えることはなく、精神障害を患うリスクも高いことを発見した。「ほっそり」という意識は男性よりも女性に与える影響が大きく、女性により大きなプレッシャーをかけ、うつになるリスクを上げる。多くの人はダイエットをする時に食欲を抑えることから始めるが、それによって身体機能が乱れ、消極的になりやすい。一方で、痩せすぎの人は体脂肪率が低く、栄養不足により脳細胞がダメージを受け、記憶力が損なわれ、精神的な影響を受ける。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月20日