江蘇省淮安市に住む17歳の少年の夏休みが、ネットユーザーから次々に「いいね!」を集め、この少年に関するハッシュタグは今、検索ランクの上位に入っている。
少年の名前は張愛民、調理専門学校の生徒だ。夏休み中、両親が仕事で忙しいので、毎日3度の食事作りをやりたいと自分から申し出た。
張さんによると、「一日の食費は70元(約1千円)で、昼食は1汁4菜。もう52日間連続で家族のために食事を作っている。普段は母親が食事を作ってくれるが、夏休みは両親とも忙しいので、自分から手伝いたいと思った」という。
父親の張海飛さんは、「夏休みの間、私たち夫婦は外で働き、息子は朝7時に市場へ買い出しに行っていた。よくできた息子で、とても幸せだ」と話した。
張さんは、「両親ともとても忙しく、自分が食事を作れば家の中がいい雰囲気になると思った。両親があんなに頑張っているのだから、食事作りは自分が引き受けるべき義務だ」と話した。
そんな張さんに、ネットユーザーからは次々に「いいね!」が寄せられたほか、「本当に孝行息子」という声や、「専門的能力を鍛えることもできるし、両親にも喜んでもらえる」、「見ていたらお腹が空いてきた」といったコメントも寄せられた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年8月20日