外交部(外務省)の汪文斌報道官は28日の定例記者会見で「中国はASEAN諸国と共に『南中国海における行動規範』(COC)協議を推進し、中国とASEAN諸国が共に従う行動規範を早期に達成すべく努力したい」と述べた。
ポンペオ米国務長官はこのほど、南中国海問題において中国を中傷し、中国のイメージを悪くする発言を繰り返しした。これに対して、汪報道官は「米国は南中国海問題の当事国ではなく、『国連海洋法条約』の締約国でもないが、南中国海の主権問題において特定の立場を取らないという約束に公然と背き、中国とASEAN諸国との関係に水を差し、対立させようと企てている。しかし、南中国海は米国のハワイではない。少数の米国政治家が南中国海を攪乱しようとするならば、地域の各国とすべての平和を愛する人々は同意しないだろう」と述べた。
「人民網日本語版」2020年7月29日