四川省成都市街地に、「幻想的な色彩」を帯びた5階建ての小さなビルがある。ビルの側壁には高さ約10メートルにおよぶ巨大なSF映画の登場人物が描かれており、通りかかった多くの市民の眼を引き付けている。ビルの3階には、現在成都市では唯一の、最新流行のファンタジー文学作品専門のこぢんまりとした書店がある。書店の棚には、1千種類以上のファンタジー関連本や漫画がきちんと並べられているほか、ガラスボックスの中には、限定版アニメ・漫画模型・映画関連道具・旧版ビデオテープなどの秘蔵品が収蔵されている。ある市民は、「店に入って子供の頃のアニメ・漫画作品を目にすると、当時の純真さや喜びが記憶の底から蘇ってくる」と話した。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年6月11日