新型コロナウイルス感染拡大予防・抑制情勢が好転し続けていることを受け、重慶市内の小学校4年から6年および中学・高校の進級学年の授業が4月27日、正式に再開された。中国新聞網が伝えた。
同日、重慶両江新区にある一部の学校では、多くの生徒たちが列を作り、次々と校門から学校に入っていった。学校の正門には、赤外線サーモグラフィ体温測定システムや臨時観察室、心理カウンセリング室が設置されているほか、消毒液や消毒用アルコール、救急箱などの防疫用品も配備されている。校内の各エリアには、1メートル間隔に待機ラインが引かれており、教室に並べられた机には透明の隔離板が設置されている。生徒たちは、校門の外で赤外線サーモグラフィによる体温測定を受け、非接触式で、7段階の手洗いプロセスに従い手洗いをした後、ようやく校内に入ることが許される。重慶では今回、第二陣となる学校で授業が再開され、この他の学年も、複数の段階を経て、秩序立てて授業再開実施が計画されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年4月28日