2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会第11回プロジェクト・レビューが終了し、開かれた国際オリンピック委員会(IOC)と東京オリンピック・パラリンピック組織委員会による記者会見(資料写真・撮影・杜瀟逸)。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は22日、男性職員1人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。新華社が伝えた。
組織委員会は、「この職員は30代で、21日夜に陽性反応が確認された。同職員はこれまでずっと、東京都中央区晴海にある組織委員会本部で勤務していた」としている。
組織委員会によると、この男性職員が普段勤務していたフロア―を消毒し、濃厚接触者とみられる同僚は自宅待機としている。
組織委員会は、晴海にあるオフィスビルの一部フロアを賃借しているが、内部空間は風通しが悪く、日本のメディアから、「記者会見会場が『密集』状態となりやすく、感染リスクが高い」とのクレームがこれまでにも寄せられていた。
このほか、日本柔道連盟では、今月4日から次々と感染者が確認され、職員39人のうち17人が陽性診断を受けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年4月23日