レディ・ガガがキュレーションし世界にラブレター
コンサートのエンディングでは、セリーヌ・ディオンやレディ・ガガ、アンドレア・ボチェッリ、ジョンレジェンドがコラボレーションして歌い、郎朗らが伴奏を担当し、1998年のアニメーション映画「魔法の剣 キャメロット」の主題歌「The Prayer」を披露し、同イベントは幕を閉じた。
キュレーターを務めた米国の人気歌手・レディ・ガガは、このチャリティーコンサートを「世界へのラブレター」とし、世界の新型コロナウイルスとの闘いの第一線に勇敢に立つ医療従事者を称賛して、エールを送ったほか、民間セクターや慈善家に、団結や寛大な寄付を呼び掛けた。主催者によると、現時点で、合わせて1億2790万ドル(1ドルは約107.83円)の寄付が集まった。
レディ・ガガ
ネットユーザーは映像の細部にも注目
この未曾有のコンサートでは、アーティストらの素晴らしいパフォーマンスのほか、ネットユーザーらは細部にまで注目し、たくさんのユーモラスな点や感動させられる点を発見している。
米国のシンガーソングライター・チャーリー・プースは、大ヒット曲「See You Again」と「Attention」を披露した。ネットユーザーらは、「いい曲」と絶賛する声のほか、「あの服が散乱するベッドに目がいったのは私だけ?」、「私のベッドよりぐちゃぐちゃ。私でもビデオ通話をする時は片付けるのに」などの声も寄せている。チャーリー・プースが歌を披露した際、バッグに映っていたのはベッドで、その上には布団や服が山積みになっていたのだ。チャーリー・プースは、「両親の家」と説明している。
チャーリー・プース
エンディング前に、ポップシンガーソングライターのテイラー・スウィフトは、「Soon You' ll Get Better」を披露。その背景には、中国チックな蓮の花が描かれた壁紙が映っており、中国のネットユーザーの多くが注目した。
テイラー・スウィフト
今回のオンラインコンサートは、実際のコンサートとは迫力や音響効果など点で劣るものの、多くのネットユーザーの間で好評を博し、「これこそが地球のあるべき姿」といった声が寄せられている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年4月20日