新型コロナウイルス感染の予防・抑制において日韓の状況が厳しさを増していることについて、中国外交部(外務省)の趙立堅報道官は27日の定例記者会見で「中国は新型コロナウイルスとの闘いに立ち向かう日韓と常に共にある」と表明した。
【記者】新型コロナウイルス感染の予防・抑制において、最近日本と韓国の状況は厳しさを増していることに国際社会と中国国民が強く関心を寄せている。新型コロナウイルスとの闘いにおける日韓との協力強化について、中国側の考えは。
【趙報道官】我々は日韓両国内の新型コロナウイルス感染の状況の推移に関心を寄せている。中国側は日韓両国の政府と国民が中国の感染症との闘いに寄せてくれた支持と援助に心から感謝し、両国が現在直面する感染状況を我が事のように感じている。中日韓は一衣帯水の友好的隣国であり、感染症の前では、なおさらに運命共同体だ。中国は新型コロナウイルスとの闘いに立ち向かう日韓と常に共にある。
現在の情勢下、我々は日韓と衛生・防疫分野の意思疎通と調整の緊急対応メカニズムを整え、強化し、感染症情報の共有を強化し、防疫の経験と技術を共有するとともに、診療プロトコル、医薬品・ワクチン開発分野で協力を実施したい。両国と共同で予防・抑制に取り組み、通関地での予防・抑制措置を強化し、検査・検疫を強化し、不必要な海外渡航を減らしたい。
中国の感染予防・抑制は最も重要な正念場にある。だが我々は日本と韓国をできる限り支援したい。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年2月28日