世界保健機関(WHO)は現地時間18日にジュネーブで、新型コロナウイルスによる肺炎の状況について説明した。WHOの代表は「中国の衛生機関は極めて大きな努力を払って患者を治療し、新型肺炎の死亡率を引き下げた。中国の講じた措置によって、感染拡大は効果的に阻止された」と指摘した。中国中央テレビが伝えた。
WHOで衛生分野の緊急プロジェクトを担当するマイケル・ライアン氏は「湖北省と武漢市で蓄積された防疫ノウハウは他の地方でも応用されており、人々はより早期に集中治療を受けられてもいる。中国には先進的で整った衛生機関があり、こんなにも多くの人々に集中治療を行うことができる」と述べた。
WHOは「中国は優れた公衆衛生措置を講じて新型肺炎に対処し、世界の新型肺炎対策のために貴重な時間を稼いだ」と指摘。新型肺炎の研究を加速するとともに、さらに多くの症例情報をWHOと共有するよう各国に呼びかけた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年2月19日