正月用品の調達は、毎年の春節(旧正月、今年は1月25日)でとても重要な一種の伝統行事だ。百度(バイドゥ)の春節ビッグデータ報告をみると、今年の正月用品をめぐる最大の変化は「舌の上のグローバル化」、「消費のさらなる多様化」であることがわかる。
例年のサクランボから、今年のアメリカンロブスター、カラチョウザメ、寧夏風ヒツジのしゃぶしゃぶなどまで、正月用品にはグローバル化と多様化のトレンドがみられる。海外製品の売れ行きが好調で、国産品も引き続き高い人気がある。同報告によれば、2018年から20年までの間に、「中国ブーム」関連製品への注目度が1504%上昇したという。正月期間には、大白兎、徐福記、茅台といった老舗の製品が「お正月の味」になる。
年代ごとに正月用品ベスト3の顔ぶれは異なる。中年層は暮らしを重視し、70後(1970年代生まれ)ではタバコ・アルコール・菓子・茶、食品・生鮮食品、健康食品が関心の高い上位3項目だ。若年層は楽しみをより重視し、90後(1990年代生まれ)では電子製品、ゲーム、スマート機器が「三種の神器」となっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年1月21日