中国軽工業連合会はこのほど「パルプのオゾン漂白及びショートシーケンス漂白のキー技術」プロジェクト技術審査会を開いた。審査委員会は、同プロジェクトのコア技術が世界の先進水準に達したと判断したことが1日、分かった。科技日報が伝えた。
同プロジェクトはオゾン漂白、生物酵素漂白のキー技術とメカニズムを研究し、漂白の工程を最適化した。研究は「X/D-Z-P」「X/Z/D-EOP-D」新型3段階ショートシーケンス漂白工程を打ち出した。この漂白技術は年間70万トン・100万トンのクラフトパルプ漂白生産ラインですでに応用されており、その製品の各種性能・指標は中国内外の同類製品の基準に達している。同技術は従来の無塩素漂白技術と比べ、二酸化塩素の使用量、漂白に用いる水の量を減らし、漂白廃水の再利用性能を改善した。同プロジェクトは済魯工業大学、山東晨鳴紙業集団股フン有限公司(フンはにんべんに分)が共同実施した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年1月2日