京東によると、「予約販売開始から30分間で、京東生鮮の成約額が前年同期の6.5倍近くになった。そのうちゼスプリのニュージーランド産キウイの成約額は13倍近く増加し、卵は30万個が売れ、キウイは30トンが売れた」という。
今年のダブル11の予約販売の売上高は、三線都市と四線都市の寄与による部分が大きく、農村からの寄与もある。京東のソーシャルEC・京喜において、三線都市から六線都市までの新興市場の新たなユーザーが京喜の新ユーザーの74%を占めた。
商務部(省)がまとめた最新のデータによると、農村ECが好調さを維持し、第1-3四半期の全国農村ネット小売額は1兆2千億元に近くで同19.7%増加して、成長率は全国平均を2.9ポイント上回った。全国農産品ネット小売額は2824億7千万元で、同26.4%増加した。
大型商品もネットに登場
量が増えただけでなく、質も向上した。今年のダブル11の一つの特徴として、自動車や住宅といった超大型商品がECに登場し、ネット取引に大量に参入し、消費者も表情も変えずに淡々と購入するようになったことが挙げられる。
今年のダブル11に先だち、天猫が新エネルギー車(NEV)販売プラットフォームを運営する上海什馬出行信息科技有限公司、江鈴汽車股フン有限公司(フンはにんべんに分)と共催した自動車販売の生中継「什馬×天猫×江鈴」では、27万人の視聴者が争って車を買う様子をリアルタイムで眺めた。1秒間に55台が売れたという。