14億人に近い人口、世界で最も規模の大きい中間所得層、巨大な市場空間、強大な購買力は今や中国経済発展を支える確かな保障となっている。今年の国慶節(建国記念日、10月1日)連休には、観光消費が再び記録を更新し、7日間の連休期間に中国国内で受け入れた観光客数はのべ7億8200万人となり、前年同期比7.81%増加し、中国国内観光収入は6497億1千万元(1元は約15.1円)で同8.47%増加した。力強く注目される消費データから、中国の強大な内在的エネルギーがうかがわれるとともに、消費が経済成長の主要エンジンになったことがわかる。
国慶節連休には、ショッピングや外食といった従来型消費に次々と注目点が現れた。商務部(省)が発表したデータによれば、10月1-7日には、全国の小売企業と外食企業の売上高が1兆5200億元に達して、同8.5%増加した。このうち老舗レストラン、ネットで有名になった個性的なレストランの人気が高く、北京では一部の老舗が平日の2倍前後の売上高を達成したという。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年10月8日