「大湾区5G産業連盟」設立式が21日、香港で開催された。中国移動(チャイナモバイル)広東公司の魏明会長は設立式の式辞の中で、「中国移動と華為(ファーウェイ)が事業提携し、広深港高速鉄道の5Gフルカバーを実現する。同鉄道は全国初の5Gフルカバー高速鉄道になる」と述べた。新華社が伝えた。
梁振英全国政協副主席は設立式に出席し、式辞の中で「5Gは単なる技術でも技術プラットフォームでもない。5Gは通信、教育、医療、交通などの各産業の発展を促進できる。大湾区は面積が広く、高い潜在力を秘めている。地域と産業を跨ぐ協力により、地域内業界の難局を乗り切ることができる。社会各界が大湾区5G産業連盟が提供する場を利用し、大湾区の発展に貢献することを奨励する」と述べた。
魏氏は、5Gの重点的な応用先は産業であるが、大湾区はしっかりした産業の基盤を持ち、5G応用の見通しが明るいと判断した。中国移動は5Gネットワークの建設と5Gの応用・革新を加速している。ファーウェイの他に、南方電網、広汽集団、広東省人民病院などと積極的に事業提携している。活力あふれる産業生態を構築し、「9+2」大湾区スマート都市圏の構築を後押しする。
中国移動香港の李鋒会長は「デジタル化が発展し、各業界はデジタル化へのモデルチェンジに取り組み、デジタル経済によって業界経済を促進している。5G時代の到来に伴い、中国移動は5Gの応用をさらに広め、5Gを製造、情報、医療、教育などと結びつけ、『5G+』生態を構築する。大湾区内で各方面の優位性を統合し、協同効果を生む」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年8月23日