王毅国務委員兼外交部長(外相)は2日、タイ・バンコクで開かれた第20回ASEANプラス3(中日韓)外相会議に出席した。新華社が伝えた。
王部長は「ASEANプラス3諸国は東アジアの中核であり、ASEANプラス3協力は東アジア協力のメインルートだ。ASEANプラス3がうまく発展すれば、東アジアは繁栄し安定する。ASEANプラス3諸国が団結し協力すれば、東アジアは和やかで平穏になる。われわれはASEANプラス3諸国が常に団結と協力を重視し、手を携えた発展を重視し、地域の繁栄を重視し、摩擦や溝に適切に対処し、より良い東アジアを共同建設することを希望し、また信じている」と表明。
「われわれは人的・文化的な交流及び協力を深め、ASEANプラス3を文化の和やかな共生を促進するプラットフォームとする必要がある。リスクや試練に連携して対処し、ASEANプラス3を平和・安定維持の拠り所とする必要がある。中日韓協力の議長国及びASEANプラス3協力の共同議長国として、中国側は各者と緊密に協調し、11月の首脳会議の準備を整え、ASEANプラス3協力が新たな一層の発展を遂げる後押しをしたい」と述べた。