中国と米国のニュースキャスターが中米貿易などについて生放送で対話を行ったことについて、中国外交部(外務省)の陸慷報道官は30日の定例記者会見で「中国側は中米各界が胸襟を開いて、誠実で理性的な思考と対話を行うことを奨励し、歓迎する」と表明した。
北京時間30日午前、中国環球電視網(OGTN)の劉欣氏が米国フォックス・ビジネスの司会者を務めるトリシュ・リーガン氏と中米貿易などの話題について生放送で対話を行った。16分間にもわたる対話で双方は公正な貿易、知的財産権、関税、中国の途上国としての地位、米側のいわゆる「国家資本主義」などの問題に言及した。
陸報道官は今回の「太平洋を跨ぐキャスター議論」についての質問に「われわれも皆さんと同様、関心を持ち、注目していた。これは議論ではなく、両キャスターによる対話であったはずだ」「真理は論じるほど明らかになる。中米関係がこのような情勢にある現在、われわれは中米各界が胸襟を開いて、誠実で理性的な思考と対話を行うことを奨励し、歓迎する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年5月31日