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北京大学が「一帯一路」国際学部ダブル・ディグリー・プログラムを始動

人民網日本語版 2019年01月15日08:27

北京大学はこのほど、「海上シルクロードと鄭和、西洋に赴く」および沿線地域の歴史・文化研究プロジェクト、シルクロード重大考古発掘、シルクロード文明伝承研究プロジェクトという「一帯一路(the Belt and Road)」イニシアティブをめぐる重大プロジェクト3項目を発表した。このうち、北京大学光華管理学院が発起・設立した「一帯一路」書院は、「未来の指導者」国際学部ダブル・ディグリー・プログラムを打ち出しており、「シルクロード」沿線にあるトップクラスの大学と協力して人材の育成を図る。北京晩報が伝えた。

「一帯一路」書院による国際学部プロジェクトは、別名「未来の指導者」国際学部ダブル・ディグリー・プログラムとも称されており、そのプロジェクト設立の主旨は、全カリキュラム英語による世界レベルの学部管理教学プロジェクトによって「一帯一路」の建設をサポートし、グローバル化の新時代に向けた中国を理解している国際的なリーダーを育成することにある。現在、世界13ヶ国・地域のトップレベル大学14校が同プロジェクトに対して合意の意向を示しており、教育協力連盟を共同で打ち立てる計画。協力大学第一弾には、独マンハイム大学や露モスクワ国立大学などの名前が挙がっている。

同プロジェクトでは、世界の協力校から、最も優秀で指導における潜在力を最も備えた青年人材を選抜する。選ばれた学生には、学費・住居費・生活費補助を含む全額奨学金が支給される。第一陣として約50人の学生が選抜され、今後は、毎年100人ほどに増える見込み。これら第一陣の学生は、10人から15人の中国人学生および約40人の様々な文化背景を持つ外国人学生で構成されている。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年1月15日

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