陝西省考古研究院の関係者はこのほど、2年間の発掘調査を経て、陝西省澄城県の劉家窪遺跡が芮国(西周初期から前640年または前658年)の都の遺跡であることを確認したと発表した。この発見は芮国後期の調査の空白を補った。新華網が伝えた。
国家文物局の批准を経て、同研究院と関連文化機関でつくる調査チームは2016年に、同遺跡の調査と緊急発掘作業を行った。同遺跡調査隊長、同研究院研究員の種建栄氏は「遺跡内の版築、城壁、堀、それから墓の形式、葬儀と埋葬の習慣などの文化的特徴、及び青銅器の銘文を総合的に分析した結果、調査隊はここが芮国後期の都の遺跡及び墓地であると判断した」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年1月8日
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