中国最大規模の氷雪イベント「ハルビン国際氷雪祭り」が5日、黒竜江省哈爾浜市で開幕した。氷雪大世界や雪博会、氷灯発祥の地・兆麟公園といった主要観光スポットはいずれも大勢の人々が訪れ、超満員となった。1月は東北地区全体で氷雪観光のピークとなっており、大・小興安嶺から長白山脈までと林海雪原から査乾湖畔まで、東北地区は極めて恵まれた氷雪資源を拠り所に、観光市場で「引っ張りだこ」状態となっている。新華社が報じた。
「中国で最も寒い小鎮」こと大興安嶺呼中区では、気温はすでに零下40度を下回っている。「中国の北極」こと漠河は、1年の約240日間は雪が積もっている。そして黒竜江省で2番目に高い老禿頂子山で、旅客が宿泊するのは「雪の洞穴」だ。ここでは、山風が身を切るように冷たく、雪洞の中にいる人々はアツアツの火鍋を大喜びでつつくことになる。黒竜江省は、氷上穴釣り(アイスフィッシング)や雪中ツル観賞、雪見温泉、雪山トレッキング、黒竜江冬籠りといった「11大冬遊び」を打ち出した。省体育局大衆スポーツ処の姚偉麗・処長は、「黒竜江省が2016年から2018年まで展開した一連の『氷雪観光レジャー』イベントには、全国数千万人の観光客が参加した」と紹介している。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年1月7日
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