上海市観光局は20日、「来月開幕する上海観光フェスティバルの期間中、上海にある75ヶ所の観光地や観光スポットで、国内外の観光客を対象に『入場券半額』の優待価格が適用される」ことを明らかにした。新華社が報じた。
今年の観光フェスティバルの入場料半額キャンペーンは、9月15日から21日までが対象期間となっている。上海東方明珠テレビ塔、上海野生動物園、上海ディズニーランド、上海科技館、上海自然博物館、上海タワー「上海之嶺」観光ホール上、上海ハッピーバレー、錦江楽園など上海の主要観光地がいずれもこのキャンペーンに参加している。
2011年以降、上海観光フェスティバル期間中の観光地入場料半額優待キャンペーンは、すでに「毎年恒例の福利行事」となっており、国内外の観光客の間で大好評となっている。今年、優待キャンペーンに参加する観光地・観光スポットの数は、昨年の64ヶ所から大幅に増えた。このうち、黄浦江遊覧や上海ディズニーランドは、今回が初めての参加となる。
上海市観光局は、「一部の観光地・観光スポットでは、半額優待対象期間・エリア・入場券の種類に対して条件が設けられている。秋の観光ゴールデンシーズンと入場料優待キャンペーンが重なることで、来場者がかなり長時間並ばなければならない事態に陥る観光地・観光スポットもあることから、観光客は事前にしっかりと計画を立て、ピークを避けた外出を心がけた方が良い」と注意を促している。
1990年から始まった上海観光フェスティバルは、今年で29回目となる。今年のフェスティバルは、9月15日から10月6日まで、「美しさと楽しさを享受」をテーマに開催される。上海では、開催期間中、商業・観光・文化など幅広い業界の連携による74種類の関連イベントが行われる。これには、黄浦江遊覧、工業観光、郷村観光、革命聖地観光、長江デルタ地域観光一体化などバラエティに富む内容が含まれている。このほか、外国人観光客が中国文化を深いレベルで体験できるように、外国人を対象としたイベントも複数企画されているという。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年8月21日
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