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フォーブス30U30中国 北京・上海・深センから多数

人民網日本語版 2018年08月14日14:21

米経済誌「フォーブス」中国版はこのほど、30歳未満の各界で傑出した人物30人を選ぶリスト「フォーブス30アンダー30中国」(2018年版)を発表した。90後(1990年代生まれ)が中心となり、最年少は弱冠18歳の映画監督・胡然然氏。都市別にみると北京、上海、深センから選ばれた人が最も多かった。中国新聞網が伝えた。

このリストでは初めて20分野から30歳未満の精鋭がそれぞれ30人選ばれ、計600人が選ばれた。起業家、マネジメント、芸能界、スポーツ界、科学技術界、文化界など各分野だ。

フォーブス中国版によれば、「今年は科学技術分野の候補者間の競争が熾烈で、それぞれの専門分野をより深く掘り下げる傾向がみられた。候補者の所属する企業には各分野におけるユニコーン企業やリトルジャイアント企業もあった。技術の各方面への深い融合が始まり、革新技術によって駆動される企業の多くはそれぞれの分野でトレンドを牽引した」という。

リストをみると今年も北京、上海、深センからの選出者が最も多く、杭州と広州が後に続いた。フォーブス中国版は、「今年の注目点は成都、西安、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の起業家が積極的に動き、実力でリスト入りを果たしたこと」と指摘する。

フォーブス中国版は今年のリスト作成にあたり、有名な企業家、ベンチャー投資家、芸術家、ビジネス学院の院長や教授、業界の専門家など69人を招聘して評価委員会を立ち上げ、大勢の候補者を影響力、業績、革新(イノベーション)の3つの角度から評価した。

フォーブス中国版の編集長ラッセル・フラナリー氏は、「中国は今、起業の黄金時代を迎えている。中国の優れた若者による起業の割合が高く、彼らは質の高い教育を受けており、上の世代よりも技術や資本を掌握することをよく理解している。このリストがこうした注目に値する若い人材を紹介するものとなり、彼らが社会で活躍する機会が増え、経済発展を促進すると同時に、中国の経済や生活を改善し、世界における中国の影響力を高めることも願っている」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年8月14日

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