国家統計局は2018年6月の全国大中都市70ヶ所の分譲住宅販売価格の変動状況に関する統計データを発表し、同局都市社会経済調査司の劉建偉シニア・アクチュアリーが説明を行った。劉氏は、「2018年6月には一線・二線都市の分譲住宅価格は上昇したものも低下したものもあり、三線都市では価格上昇の傾向が食い止められた」と述べた。中国新聞網が同局サイトの情報として伝えた。
劉氏は、「2018年6月には、一線都市では分譲住宅価格が全体として安定し、二線都市では価格が上昇し、三線都市では価格上昇の傾向が食い止められた」と説明した。
速報値の計算によると、70都市のうち一線都市4ヶ所では新築分譲住宅価格が前年同期の水準を保ち、中古住宅の販売価格は前月の低下傾向から0.1%上昇に転じた。二線都市31ヶ所では新築価格が同6.3%上昇して上昇幅は前月を0.9ポイント(p)上回り、中古価格は同4.6%上昇で上昇幅は前月を0.2p上回った。三線都市35ヶ所では新築価格が同6.0%上昇、中古価格が同4.3%上昇し、上昇幅はどちらも前月の水準を保った。
前月との比較では、一線都市の新築価格は0.6%上昇し、上昇幅は前月を0.3p上回った。北京と上海は前月の水準を維持し、広州は前月比1.9%上昇、深センは同0.3%上昇だった。中古価格はほぼ前月並み。二線都市は新築価格が前月比1.2%上昇、中古価格が同0.7%上昇、三線都市は新築価格が同0.7%上昇、中古価格が同0.6%上昇だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年7月18日
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