大英博物館は現在、上海地下鉄の陝西南路駅構内で初のメトロギャラリーを開催している。同博物館に収蔵されている美術品7点のレプリカが、上海地下鉄乗換駅構内で展示されている。中国新聞網が報じた。
大英博物館と今回提携している中国側の運営機構によると、古代エジプト文明のネバムンの墓の壁画やパピルス写本、欧州のルイス島のチェス駒、日本の浮世絵の代表作「神奈川沖浪裏」など、今回展示されている美術品の一部は世界文明の代表作だ。また、ファッション絵画作品「OP眼鏡」など、英国の文化の縮図とも言える美術品も展示されている。
上海ではこのほど、英国のナショナル・ギャラリーが地下鉄構内で約1ヶ月メトロギャラリーを開催して、所蔵品であるダビンチやゴッホ、モネなどの名作の複製画が展示されたばかりだ。
上海地下鉄の利用者は1日平均延べ1000万人で、そこで美術館の作品のPRを行うことで、多くの外国人にそれらの所蔵品について理解を深めてもらうことができる。
大英博物館のメトロギャラリーは今月末まで開催される。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月17日
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