これまでは空港でWi-Fiを利用する場合、登録と認証に長い時間がかかり、動画を見るとフリーズし、ネットが自動的に切断されるといった問題が不可避だった。記者が27日、北京首都国際空港の「中国サービスデー」をテーマとするイベントを取材したところ、同空港が先ごろターミナルビル内の旅客用無料Wi-Fiネットワークをアップグレードしたことが分かった。通信速度は5倍向上し、携帯電話番号による認証は200以上の国に対応している。さらに認証画面にあった煩わしい広告もなくなった。北京日報が伝えた。
旅客がWi-Fi信号「AIRPORT-FREE-WIFI-NEW」を検索し、ブラウザで任意のページを開くと、3タイプのWi-Fi接続認証方法(携帯電話のショートメール、微信(WeChat)、セルフ端末によるコード取得)を目にすることができる。案内に従い接続すれば、無料で最新の高速Wi-Fiサービスを使用できる。そのうちショートメールによる認証は、223カ国・地域の携帯電話番号に対応している。
今回のアップグレードにより、ターミナルビル内のWi-Fiスポット数が倍増した。3つのターミナルビルの旅客が立ち入りできる全エリアをカバーしており、出力帯域幅が5倍に向上した。微信アプリのダウンロードに必要な時間はわずか37秒。記者は第3ターミナルの4階中央で動画サイトを使って映画を視聴してみたが、動画が途中でフリーズするようなことはなかった。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年6月28日
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