中国鉄道学会レール交通技術分科会設立大会、第2回リニア発展サミットフォーラムが27日、広東省清遠市で開催された。会場で発表された情報によると、2017年末時点ですでに34都市がレール交通を開通させ、運行を開始している。その営業距離は5033キロで、地下鉄はそのうち77.2%を占める3884キロで、ライトレールやモノレール、都市部快速レール列車、現代化路面電車、リニア交通などは22.8%を占める約1149キロ。全体的に見ると、ネット化、差別化、構造の多元化といった特徴が見られる。科技日報が伝えた。
今回のフォーラムでは、中低速リニア交通の発展が一大焦点になった。中低速リニア交通は電磁力を使い車体をレールの上で浮上させ、直流モーターにより列車を運行させる新型交通方式だ。現時点で中低速リニア技術を把握している国は、中国、日本、韓国となっている。中国は世界最長の中低速リニア線(長沙リニア快線)を持ち、他にも中低速リニア試験線を3本(湖南省株洲市、上海市臨港地区、河北省唐山市で1本ずつ)持つ。中国は中低速リニア交通技術プロジェクトですでに世界の先頭を走る国になっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年6月28日
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