「蘭州牛肉ラーメン」をテーマにした列車の車両(撮影・楊艶敏)。 |
中米友好都市促進会の応持栄・会長は26日の取材に対して、「今年は米国、カナダ、メキシコに、それぞれ蘭州牛肉ラーメン店をオープンさせ、来年にも10店舗を展開する予定。その目標は100店舗だ。海外にラーメン文化をPRし、北米の若者にラーメンを通して中国を理解してもらいたい」と語った。中国新聞網が報じた。
応会長が語る蘭州牛肉ラーメンとは、「中国10大麺類」の一つに選ばれている。今回、甘粛省蘭州市を訪問した応会長は北美蘭州拉面餐飲文化集団を代表して、蘭州牛肉拉面行業協会と国際友好協力契約に調印したほか、金味徳牛肉面文化産業集団との意向性協力契約に調印した。今年は米国、カナダ、メキシコにそれぞれ蘭州牛肉ラーメン店をオープンさせ、来年にも10店舗を展開していく計画で、将来的には100店舗展開を目指している。
契約では、ラーメン研究院を設立する計画で、ラーメンをテーマにした研究をさらに進めていくという。
応会長は、「ハリウッドで活躍する映画監督や脚本家を蘭州に招き、米国人の視点からラーメンのPR動画を作成し、豊富な文化が詰まったラーメンを海外でPRしていく計画」と意気込む。
そして、「蘭州牛肉ラーメンは安いだけでなく、麺や牛肉、野菜、スープとその栄養も豊富。さらに、麺を作る作業は、アートパフォーマンスのようだ。米国の若者がこのラーメンを見たら、写真を撮り、それをFacebookやInstagramに投稿するだろう」とする。
また、「百聞は一見に如かずと言われるように、私も蘭州に本場の味を探しに来た。今一番大切なのは、自分にできることを行い、ラーメンを海外でPRし、マクドナルドのようなファストフードチェーンを作ることだ」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年6月27日
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