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W杯開催で火がついたロシア観光ブーム

人民網日本語版 2018年06月07日14:04

馬蜂窩旅遊網と経済ニュースサイト「界面」はこのほど、6月の「旅遊蜂向標」を発表。国内外の観光目的地100ヶ所を対象とした人気度を分析し、6月の観光すう勢をめぐる予測が行われている。国内観光では、花見シーズンが過ぎ、暑い季節の到来と共に、人々は北方の草原や避暑目的のビーチリゾート観光に関心を寄せ始めている。海外旅行者の間では、夏休み米国長距離旅行の人気が上昇しており、また、W杯ロシア大会の開催をきっかけにロシア観光ブームにも火がついている。北京日報が伝えた。

6月の国内観光十大人気目的地は、順に、北京、成都、上海、重慶、西安、厦門(アモイ)、杭州、広州、三亜、南京。このうち、人気上昇率が最大となったのは内蒙古(モンゴル)自治区呼倫貝爾(フルンボイル)で91.1%。次は海南省西沙諸島で、5月に引き続き増加傾向を維持、上昇率は63.5%だった。第3位は内モンゴルアルシャン(阿爾山、47.4%)、第4位は甘粛省甘南(46.4%)。河北省北戴河と新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州の上昇率はいずれも34%前後だった。

また4年に1度開催されるFIFAワールドカップが間もなくロシアで開幕する。現地政府はより多くの観光消費をけん引するため、大会期間中に中国など多くの国家を対象とした入国ビザ免除政策やショッピング免税策、サポーター専用列車の運行措置などを打ち出した。モスクワとサンクトペテルブルグ、カザン、そして冬季五輪の開催で一躍名が知られたソチはいずれも、ロシアの有名な観光地だ。馬蜂窩のビッグデータによると、6月のロシア観光は、さらに人気が高まり、モスクアの人気度は10.1%、サンクトペテルブルグは14%、それぞれ上昇している。

一方、米国は中国人観光客の6月の海外旅行目的地として最も著しく人気が上昇した国となり、シアトルの人気度は12.1%、ボストンは23%、ワシントンは18.7%、それぞれ高まった。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年6月7日

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