国家林業・草原局が5月31日に発表した情報によると、同局は6月より全国で半年間にわたり自然保護地大調査を集中的に展開するとしている。科技日報が伝えた。
初歩的な統計によると、全国の各種自然保護地は現在1万ヶ所を上回り、中国の陸地面積の約18%を占めている。中国の最も典型的な森林・草原・湿地・荒れ地生態系、絶滅の最大の危機に瀕している野生の動植物資源、高い価値を持つ自然遺産のすべてがこうした自然保護地に集中している。
同局の李春良副局長は、「今回の調査は主に各種自然保護地のデータと管理が不十分な箇所を明らかにし、自然保護地内の自然資源を破壊する違法・違反状況を全面的かつ系統的に排除・予防・改善することが目的。調査範囲には全国各級・各種自然保護地が含まれる。なかでも国家級自然保護区、国家級風景名勝区、国家級森林公園、国家湿地公園、国家地質公園、海洋特別保護区(海洋公園)、自然遺産などを重点的に調査する」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年6月1日
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