第8回北京国際映画祭の「日本映画週間」オープニングセレモニーが16日、北京の万達影城で行われ、オープニング上映作品である「今夜、ロマンス劇場で」出演の女優・石橋杏奈と上原寿一プロデューサーがゲストとして登壇した。
同作品は映画監督を目指す青年・健司(坂口健太郎)と、長年彼の憧れだったモノクロ映画の世界から飛び出したお姫さま・美雪(綾瀬はるか)との不思議な恋愛模様を描いたロマンチックで切ないラブストーリー。今回、人民網では、同作品に出演した女優の石橋杏奈さんにインタビューした。
Q.映画「今夜、ロマンス劇場で」の見所とは?
石橋杏奈:大好きなのに、大切なのに触れられないという愛を描いていて、いま私たちが日常的に大切な人に触れられることのすばらしさを改めて実感でき、見終わった後にきっと自分の周りにいる大切な人に触れたくなるような、そんな作品です。そこは国をも超えて共感していただけるところだと思います。
それと綾瀬はるかさん演じる美雪の1930年代頃の今とはちょっと違うファッションも映画をさらに楽しく見るための魅力的なポイントだと思います。
Q.綾瀬はるかさんとの共演はいかがでしたか?
石橋杏奈:同じ事務所の憧れの先輩である綾瀬さんと共演できたことが素直にうれしくて、現場では顔の筋肉が緩みっぱなしで夢のような時間でした。
Q.今後、演じてみたい役柄とは?
石橋杏奈:これまでは家族の絆を取り扱った涙を誘うような感動的な作品が好きで、そういう役を演じたいとデビュー当時から考えていました。去年、病気を扱った作品でチャレンジすることができたので、今後はそれだけでなくどんな役柄でも演じてみたいと思っています。
Q.中国を訪れたのは今回で何回目?
石橋杏奈:中国は今回が初めてです。残念ながら今回はほとんど観光ができなかったので、次回は是非、世界遺産などを観光してみたいです。
Q.北京の印象は?またどんなグルメを召し上がりましたか?
石橋杏奈:緑がとても多いという印象を抱きました。それと、北京の近代的で独特な建築物を見て、どうやって造ったんだろうととても興味がわきました。グルメは今回初めて北京ダックを食べました。鶏の皮は苦手なのですが、食べてみたら皮っぽい感じはなく、食べやすくておいしかったです。
Q.石橋さんのスキンケアや美の秘訣とは?
石橋杏奈:仕事中は常にメイクをしているので、普段はなるべくメイクをしません。「家に帰ったらまずは手を洗う」のと同じくらいメイクはすぐ落とすように心掛けています。
最後に、中国のファンに向けてメッセージを求めたところ、「今回初めて中国に来ることができてとても光栄です。自分がかかわった作品がこうして日本以外の国でも上映されることを大変うれしく思います」と語ってくれた石橋さん。今後の活躍が期待される。(文・洪東実)
「人民網日本語版」2018年4月20日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn