北斗衛星測位サービスをベースに開発した北斗地図アプリが、5月1日に正式にリリースされる予定だ。人民日報が伝えた。
情報によると、北斗地図は分かりやすく便利なナビと明瞭な音声案内という機能を持ち、道路やロータリー、高速道路の標識、実際の道路の注意を表示し、余裕を持って複雑な道路状況に対応できる。北斗地図はさらに実際の道路状況に基づき、スマートなルート再検索を行い、移動の効率を高める。ユーザーが最も関心を寄せる測位・ナビの精度について、北斗地図は現時点で1メートル内を実現でき、具体的な車道まで判別できる。従来のGPSを使ったナビは、せいぜい10メートルまでしか達しなかった。さらに北斗地図は今後の自動運転に、より正確な測位サービスを提供する。報道によると、北斗科技集団の傘下企業が、世界初の北斗通信技術に基づくIoTモジュールを開発しており、測位サービスの精度をセンチメートル級にできるという。
中国の北斗衛星測位システムの建設はすでに第3段階に入っている。年末までに北斗3号衛星を18基打ち上げ、基本ネットワークの構築を完了する。2020年末までに35基を打ち上げ、グローバルネットワークを構築し、世界のユーザーにサービスを提供する見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年3月12日
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