日中友好故郷自慢歌合戦実行委員会と北京日本俱楽部主催の「第5回日中友好故郷自慢歌合戦」が20日、北京市の在中国日本国大使館で開かれた。日本の各都道府県を代表する日本人選手や日本に留学、就職経験のある中国人選手たちからなる44チームは、ご当地PRも兼ねた歌唱バトルを繰り広げた。そして輝ける1位には静岡県代表の中国人選手の謝青さんが選ばれた。人民網が伝えた。
横井裕駐中国日本大使は挨拶の中で、歌合戦における各選手のパフォーマンスへの期待を述べ、歌を通じて日中両国の民間交流を促進してもらいたいとした。
出場選手たちは、テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」や石川さゆりの「天城越え」といったような中日両国の名曲を披露したほか、忍者やパンダの着ぐるみ、月光仮面といったユーモアあふれる衣装に身をつつみ、パフォーマンスを披露。なかでも、斬新なパフォーマンスで観客の目をくぎ付けにしたのが、高知県代表の戸村滋美さんと田雪晴さんによる体操のリボンのパフォーマンスと融合させた中国歌曲の「新貴妃醉酒」と、大分県代表の鈴木昭吾さんたちによるテレサ・テンの名曲「月亮代表我的心」に合わせた太極拳のパフォーマンスだった。
今回、見事1位に輝いた静岡県代表の謝青さんは、素晴らしい歌唱力で山崎まさよしの「One more time, One more chance」を歌い上げた。2位は中島美嘉の「ORION」をしっとりと歌いあげた新潟県代表の王慧さん。そして3位には、キーボードの生演奏とボーカルで尾崎豊の「I LOVE YOU」を披露した平林孝之さんと阿部由香さんが入賞した。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年1月22日
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