香港地区の俳優である呉彦祖(ダニエル・ウー)は、人気の高さだけでなく、その優れた容姿でも人々の憧れの的となっている。一方、最近、河北省に建てられた1軒のスタイリッシュな建物が話題となっている。なぜならこの建物は呉彦祖と深い関わりがあるからだ。
この建物の外観はとてもユニークでモンゴルのパオ(遊牧民族の移動式の家)のようなデザインとなっており、屋根はガラス張りで、室内は木材を網の目のように重ね合わせている。そして壁全体が本棚になっており、本がぎっしり並べられている。また、リビングの中央にはパオの中央に置かれる炉を模した装飾品も置かれている。
このユニークなデザインの建物の設計者がなんと呉彦祖だというのだ。パオの要素は、この草原の中に建つ建物を完全に大自然の中に溶け込ませているだけでなく、各部屋も自然と通じ合うようなデザインになっているという。
この建物はドイツの「レッド・ドット・デザイン賞」にノミネートされただけでなく、英国の王立英国建築家協会の建築賞「RIBAゴールドメダル」にもノミネートされている。将来的には図書館として一般向けに開放されると見られている。呉彦祖は芸能界においては最も優秀な建築家、建築界においては最もイケメンな建築家とネット上で言われている。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年1月17日
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