レストランでステーキを食べる時、さまざまな種類のステーキが、それぞれ牛のどこの部分の肉にあたるのかご存じだろうか?レストランのメニューでよく見るステーキには、フィレ、ストリップ、Tボーン、リブアイ、ショートリブなどの種類があるが、部位によってステーキの食べ方も異なる。健康時報が伝えた。
フィレ:腰部分の肉で、牛の腰から背中にかけての内側・後ろ側にある。一頭の牛に2本しかない。ほぼ運動に関わらない部位であるため、肉の質は最も柔らかく、脂身は少なく、ステーキとしては最高級。レア・ミディアム・ウェルダン、どの焼き加減でも美味しくなる。
サーロイン:背中の後半から腰にかけての部分にあり、少し脂肪を含む。ステーキにするのが最高の食べ方。白い筋が肉の外側を取り巻いており、口に入れると適度な弾力があり、肉の質はやや硬く、しっかり噛む必要がある。若い人や歯が丈夫な人に向いている。
Tボーン:背中にあるリブロースの骨(bone)が「T」の形をしていることから、この名前がついた。T字型の骨を挟んで片側にはサーロインが、もう片側にはフィレがついている。これら2つの部位の肉を同時に食べることができるため、価格はかなり高い。いわゆる「ビッグTボーンステーキ」は、Tボーンステーキのうち、肉の面積が最大であるものを指す。
リブアイ:リブアイロール(リブロース)とは、牛の第6肋骨から第12肋骨の間にある肉を指す。霜降りがふんだんに入っており、一般的に「霜降り」と呼ばれるのは、この部位の肉だ。リブロースは、ステーキにしても焼肉で食べても良い。肉の間から出るジューシーな脂がさらに滑らかさを高め、薄く切ったリブアイロールは、すき焼きやしゃぶしゃぶなどの料理に使われる最高級の肉である。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年12月13日
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