分子モジュール設計育種技術で栽培した稲の新品種「嘉優中科1号」が、江蘇省■陽県青伊湖農場(■はさんずいに術の真ん中の部分)で豊作となった。専門家の測定によると、手作業で田植えした水田の平均生産量は0.06ヘクタール当たり913キロ、直接種をまいた水田は909.5キロで、両者平均で911.3キロとなり、現地の主要品種より200キロ以上増えた。科技日報が伝えた。
「嘉優中科」シリーズの新品種は、分子モジュール設計育種技術で栽培する新種の稲で、中国科学院遺伝発育研究所の李家洋氏が率いる研究チームと、浙江省嘉興市農業科学院の李金軍氏が率いる研究チームが共同栽培。通常の育種技術と比べ、育種の期間が長く、偶然性が高く、育種の効率が低いといった欠点を克服した。品種の欠点を正確に改善し、複数の優良遺伝(性質)の融合を容易に実現できる。同技術で栽培された品種は、高生産量・多抵抗性・早熟、短く倒れにくいといった長所を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年11月1日
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