未来の科学大賞2017の「生命科学賞」と「物質科学賞」、「数学・コンピューター科学賞」の授賞式が29日に盛大に行われた。
北京大学の許晨陽氏が「数学・コンピューター科学賞」、中国科学技術大学の潘建偉氏が「物質科学賞」、清華大学の施一公氏が「生命科学賞」を受賞し、それぞれ賞金100万ドル(約1億1千万円)が授与され、その賞金の用途に関して制限は設けられていない。
潘氏は「量子光学技術面の創造的な貢献により、量子鍵配送による安全通信の実現可能性を示した」ことにより受賞。
施氏は「真核メッセンジャーRNA剪接体という重要複合物の構造を解析し、活性部位及び分子レベルメカニズムを解明した重大な貢献」により受賞。
「数学・コンピューター科学賞」は今回より初めて授与された賞で、許氏は「双有理幾何学の極めて高い貢献」を理由に受賞した。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年11月1日
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