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中国警察、国際逮捕手配書(赤手配書)逃亡犯を米国に送還

人民網日本語版 2017年10月17日14:33

逃亡犯引き渡しに関する覚書を取り交わす、公安部国際協力局の代表(右)と米司法省司法警察局の代表(10月16日、撮影・凡軍)。上海浦東国際空港駐機場で、赤手配書の米国籍逃亡犯に対し、本国への送還決定文書を読み上げる中国の警察官(10月16日撮影)。
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中国公安部(省)公式サイトによると、中国警察は16日昼、米国の法律執行部門の要請に応じ、上海浦東空港で米国籍の国際逮捕手配書(赤手配書)逃亡犯を米国側に引き渡し、米国司法省司法警察員の護送で米国に強制送還されたことを明らかにした。10月4日に初の中米法執行・サイバーセキュリティー対話が行われた後初めて、両国の法律執行部門が逃亡犯の逮捕・協力で成果を上げた。人民網が報じた。

米国では、2009年7月から2012年8月にかけて、6歳から12歳の複数の児童を標的とした性犯罪事件が頻発した。2016年6月、被害者が警察に通報し、米国警察は速やかに捜査を開始したが、捜査中に容疑者は海外に逃亡した。今年6月、インターポール(国際刑事警察機構)は、この容疑者に赤手配書を出した。

捜査により、この容疑者は今年5月、中国・上海に潜伏したことが判明。米国側は中国警察に捜査協力依頼書を提出した。米国側から連絡を受けた中国警察は、ただちに緻密な捜査に着手し、速やかに容疑者の潜伏先を突き止め、逮捕した。また、容疑者の中国国内での違法犯罪状況を精査し、この容疑者と中国での児童性犯罪事件との関連性はないと判断した。

公安部の担当者は、次のとおりコメントした。

「初の中米法執行・サイバーセキュリティー対話が行われた後、中国側は両国の対話で得られた共通認識を実行に移し、速やかに米国からの逃亡犯を逮捕し、米国側に引き渡すことに成功し、中国を絶対に『逃亡犯の天国』にしないという一貫した姿勢を示した。今後、対話メカニズムの指導のもとで、両国が逃亡犯・盗品を追跡する分野で良好な協力関係を形成し、より掘り下げた実務協力を展開することを確信している」。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年10月17日

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