日本政府と東京電力は9月26日、福島第1原子力発電所の1、2号機の使用済み燃料プールに保管されている核燃料の取り出し開始時期を当初の予定である2020年から2023年へと延期させることを発表した。また、1-3号機原子炉内の溶け落ちた核燃料(デブリ)の回収作業に関して、最初に着手する号機と回収方法の決定時期も2018年から2019年に延期するが、回収の開始時期は変更せず2021年のままとしている。福島第1原子力発電所は30-40年で廃棄とされる廃炉の全体工程などの目標は維持したものの、目標どおりに実現するかどうかについては見通しが立っていない。新華網が伝えた。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年10月13日
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