「西亭脆餅」は清朝の光緒帝の時代から作り始められ、百年にわたって愛され続けてきた焼き菓子。老舗による手作りが西亭脆餅の最大の特徴。西亭脆餅はこの菓子専用の薄力粉に良質の砂糖、白ごまを主原料としており、生地作りから焼き上げるまで全部で28工程のプロセスを経て作られ、現在もその手作りの味にこだわっている。生地を黄泥釜戸に貼り付けるように並べ、良質の無煙炭で弱火で約1時間焼けば完成。脆餅の色はキツネ色で、甘くカリカリとした食感が楽しめる。わずか2センチほどの厚さながら、生地は実に18層も重なり合って作られている。2009年6月にはこの西亭脆餅の製造技術は江蘇省級の無形文化財に認定されている。新華網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年9月20日
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