ユネスコのイリナ・ボコヴァ事務局長は4日、福建省廈門(アモイ)市の鼓浪嶼(コロンス島)黄家花園で、同市に世界遺産証書を授与した。新華社が伝えた。
今年7月8日にポーランドのクラクフで開催されたユネスコ第41回世界遺産委員会で、鼓浪嶼の世界文化遺産リストへの登録が認められ、中国にとって第52ヶ所目の世界遺産になった。
ボコヴァ事務局長は式辞の中で、「鼓浪嶼は中国・西洋文化の交流の結晶であり、中国・東南アジア・欧州諸国の文化が反映されている。世界遺産となった鼓浪嶼の歴史・風景・建築は、20世紀前半の現代派芸術と装飾派芸術を融合させ、アモイの芸術的風格を独創的に切り拓いた」と述べた。
荘稼漢市長はアモイ市を代表し世界遺産証書を授与された際に、「アモイ市は中国政府の世界遺産大会における厳かな約束をしっかりと履行する。世界文化遺産条約と世界一流基準に従い、命を守るように文化遺産を守り、鼓浪嶼という文化の珠玉をより輝かせ、人類文明という空で永遠の瞬きを放つようにしていく」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月7日
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