習近平国家主席は4日に厦門(アモイ)で、BRICS首脳とBRICSビジネス理事会の対話に出席した。ブラジルのテメル大統領、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相、南アフリカのズマ大統領も出席した。人民日報が伝えた。
習主席は「BRICS首脳は会議で、次の『黄金の10年』を築き、BRICS協力を新たな高みへ押し上げることで一致した。ビジネス理事会と新開発銀行が契機を捉え、一層の発展を実現することを希望する」と強調。以下を挙げた。
(1)BRICSの互恵・ウィンウィンを促進する。各自の強みを発揮し、ビジネス界と金融界を率い、首脳間のコンセンサスを具体的行動に変え、「BRICS経済パートナー戦略」を実行に移し、利益の紐帯を強め、共同発展を実現する必要がある。
(2)BRICSの経済発展に助力する。新たな科学技術革命と産業革命の潮流に順応し、先んじて行動・試行し、BRICS経済発展のために天地を切り開き、新たな原動力を与える必要がある。経済グローバル化の大勢に順応し、他の国々の企業との協力を深めて、新興国と途上国の普遍的発展につなげる必要がある。
(3)BRICSの民心の通じ合いを後押しする。実務協力推進の過程では、経済利益を追求すると同時に、社会効益も重視して、BRICS協力が人々に幸福をもたらし、民意の基礎を固めるようにする必要がある。
習主席は最後に「BRICS協力の新たな10年を切り開くにあたり、ビジネス理事会と新開発銀行が一致協力して、BRICS協力の素晴らしい明日のために新たな貢献を果たすことを祈る」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年9月5日
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