カザフスタン訪問中の習近平国家主席は8日、ナザルバエフ大統領と共にアスタナ国際博覧会中国館を見学したほか、両国のアジア欧州国境間輸送開始の映像中継式に出席した。人民日報が伝えた。
両首脳は中国館に入ると、足を止めて「一帯一路」(the belt and road)に関する映像を見た。また、「エネルギー回廊」展示エリア、「スマートエネルギーのある日」展示エリア、「未来のエネルギーの夢」劇場、「世界の使命とパートナー」展示エリアなどを見学した。その後、中国国家館の催した両国のアジア欧州国境間輸送開始の映像中継式に出席した。
習主席は挨拶で「中国とカザフスタンのアジア欧州国境間貨物輸送列車の始動は両国に恩恵をもたらすだけでなく、『一帯一路』沿線関係国に一層の円滑な輸送と協力機会をもたらし、シルクロード経済ベルトと21世紀の海のシルクロードの有機的連結を体現する。双方は『シルクロード経済ベルト建設と新経済政策『ヌルリ・ジョーリ』連携協力計画」を積極的に実行する。すでにカザフスタンは伝統的内陸国からユーラシアの重要な輸送ハブへとモデル転換し、東西貿易チェーンにおいて日増しに重要な役割を発揮している。中国カザフスタン国境間輸送協力のたゆまぬ深化は、地域の発展と繁栄にとって一層の力となる。双方が引き続き力を合わせて協力し、連雲港とホルゴスをつなぐアジア欧州陸海連絡輸送路を『一帯一路』協力イニシアティブの模範事業として築き、平和の道、繁栄の道、開放の道、イノベーションの道、文明の道を共に建設することを希望する」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月9日
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