中国・豪州観光年(China-Australia Tourism Year)を迎えた豪州シドニーのダーリングハーバーには公式マスコットのパンダとコアラのバルーンが登場した。この2つのマスコットは手と手をつなぎ、ダーリングハーバーの海上に浮かび、この地を訪れた多くの観光客の注目を集めていた。人民網が伝えた。
2017年は中国と豪州政府が共同で観光年と定めている。中国国家観光局シドニー駐在事務所の羅衛健首席代表は「中国・豪州観光年は中豪両国政府にとってその関係発展の大局を視野に入れて下した重要な決定だ。これは両国政府が観光交流における協力を重視していることを十分に表しており、また両国の観光交流の発展が未曽有の質とレベルに達していることを示している」とした。
観光年の公式マスコットであるパンダとコアラは笑みを浮かべて手と手をつなぎ、ダンスをしている。これは中国と豪州が重要な戦略協力パートナーであることと、両国の観光業が今後もますます強まり、ウィンウィンの発展を実現していくことを象徴している。高さ8メートルのパンダとコアラのバルーンは1月1日から4日までと2月5日から6日まで、シドニーのダーリングハーバーとシドニー・オペラハウスの周辺海域で展示されるということだ。
また2017年2月5日には中国国家観光局がシドニー・オペラハウスで中国・豪州観光年の開幕式を行うということで、これをもって観光年が正式な幕開けを迎える。
2015年に中国を訪れた豪州からの観光客数は延べ63.73万人に達しており、観光客の送り出し国として豪州は中国観光市場で第13位となっている。また2016年1月から9月までに中国を訪れた豪州観光客は延べ48.46万人となっており、同期比5.4%増となっている。さらに2015年7月から2016年6月までに豪州では延べ106万人の中国人観光客を受け入れており、これは同期比23%増、中国人観光客の消費総額は89億豪州ドルで同期比27%増となっている。(編集TG)
「人民網日本語版」2017年1月4日
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