日本在住の中国人写真家・馮学敏さんの写真展「福建—烏龍茶の故郷と福清黄檗の印象」の開幕式が5日午後、東京の中国文化センターで開催された。同写真展では日本人に向けて福建省の歴史や文化、風土、人情などを紹介している。同日の開幕式では、在日本中国大使館の郭燕・公使、在日本中国大使館の陳諍・文化参事官、日本の衆議院議員、元外務副大臣の山口壮氏、日中友好協会理事長の岡崎温氏、日本写真家協会会長の熊切圭介氏、株式会社ニコン常務執行役員の御給伸好氏が出席し、挨拶を述べた。また、日中協会理事長の白西紳一郎氏、日中友好会館理事長の荒川克之氏、駐中国日本大使館元大使の阿南惟茂氏を始めとする約60人の中日友好交流分野の関係者が出席した。人民網が伝えた。
馮さんはこれまでも中国国内外で何度も「故郷」をテーマにして中国文化を紹介する写真展を開催している。今回の写真展では、約10年の間に何度も福建省に足を運んで撮影した写真の中から、馮さんが厳選した62作品を展示。日本人に愛される烏龍茶や煎茶などの伝統の製茶工芸を通して、同省の歴史や文化、風土、人情などを紹介している。明末清初の禅宗の僧侶である隠元隆■(■は王へんに奇)や黄檗文化を写真で紹介する写真展としては、日本で初のものとなる。馮さんは、「日本人や在日華人が福建省を知って、福建省に観光に行って、歴史や文化を体験することで、中日両国の国民の友好交流が促進できれば」と語った。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年12月7日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn