日本人科学者の古賀良彦氏は研究により、朝にアイスを食べると脳の働きの活性化を促進することを発見した。アイスを食べることで人の反応を敏感にし、焦りを解消することができるからだという。デイリー・メール紙の記事を引用し、環球網が伝えた。
杏林大学の古賀良彦教授は被験者に、朝にアイスを食べさせるという実験を行った。その後パソコンを使い、一連の心理テストを行った。他にも比較対照のため、別の被験者には普段通りに朝食をとらせた。その結果、アイスを食べた人は情報処理が速く、反応が素早くなることが分かった。古賀教授は被験者の脳活動を観測し、アイスを食べた人の方が脳から高周波のα波が出やすく、焦りを抑え脳の警戒を維持することを発見した。普通に朝食をとった人は、この2つの指標が一般的だった。
古賀教授は朝食にデザートを推奨した初めての科学者ではない。イスラエル・テルアビブ大学の科学者は2012年に類似する研究を行い、朝にチョコレートケーキを食べるとダイエット効果があることを発見した。研究者はさらに、被験者が朝にチョコレートケーキを食べれば、満足感を強め、ダイエットを続ける意欲が深まることを結論づけた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月29日
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