習近平国家主席は24日、スペインのサエンス副首相と同国グラン・カナリア島で会談した。人民日報が伝えた。
習主席は「現在、中国・スペイン関係は良好に発展している。両国は共に発展・改革の重要な時期にあり、経済・貿易、投資、人・文化など広範な分野の協力に大きな将来性がある。中国側はスペインとの関係を非常に重視しており、スペイン側と共に両国関係の健全で安定した、持続的で前向きな発展を積極的に推し進めたいと考えている。中国とスペインは上層部交流を緊密化し、相互理解と政治的相互信頼を強化する必要がある。実務協力を拡大し、農業、科学技術、クリーンエネルギー、観光分野の協力の潜在力を十分に掘り起こす必要がある。『一帯一路』(the belt and road)の枠組での互恵協力へのスペインの積極的な参加を歓迎する。人的・文化的交流を強化し、両国友好の民意の基礎を固める必要がある」と指摘した。
「中国と欧州の互恵協力は双方の利益に合致する。中国側は欧州統合プロセスを断固として支持しており、EUと平和、成長、改革、文明の四大パートナーシップを構築し、実務協力を深化すべく尽力している。中国・欧州関係の持続的で安定した発展の推進にスペインが一層の役割を発揮することを希望する」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月25日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn