習近平国家主席は21日、ペルーのクチンスキ大統領とリマで会談した。人民日報が伝えた。
両首脳は両国関係の発展及び各分野の実務協力の成果を高く評価し、関心を共有する問題について踏み込んで意見交換し、広範な共通認識にいたった。
習主席は「新たな情勢の下、われわれはトップレベルデザインと総合的推進を重視し、二国間協力制度を活用し、2016年から2021年までの両国の共同行動計画をしっかりと実施し、発展戦略の連結を強化し、双方の共通認識をしっかりと実行に移す必要がある。重点事業の早期収穫を推進し、鉱業、エネルギー、インフラ整備協力など伝統的エンジンの作用を引き続き発揮し、環境保護、クリーンエネルギー、情報コネクティビティなど新たな協力の成長源を掘り起こし、自由貿易協定の高度化を積極的に検討し、二国間貿易の成長と最適化に新たな原動力を注ぐ必要がある。中国政府は実力があり、資質の良い中国企業によるペルーでの投資と事業展開を奨励する。われわれは文化、教育、科学技術、衛生など人的・文化的分野の交流を拡大し続け、観光協力を強化する必要がある。中国側はペルー側と手を携えて努力し、両国関係のより良く、より速い発展を共に推し進めることを望んでいる」と強調した。
クチンスキ大統領は「中国側と両国の自由貿易協定の高度化を推し進めたい。中国企業がペルーの鉱産物、エネルギー、水力発電、交通、インフラなどへの投資を拡大し、ペルーのコネクティビティ整備に参加することを歓迎する。中国との教育・文化交流、観光協力を強化し、両国民の往来を一層円滑化したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年11月23日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn