山西省太原動物園のメスのチンパンジー「老七(ラオチー)」は5月2日、赤ちゃんを出産した。初の出産だったこともあり、経験不足から「老七」は生まれたばかりの赤ちゃんに見向きもせず、育児放棄してしまった。こうして赤ちゃんチンパンジーは「捨て子」となってしまった。飼育員の呉晋源さんと劉嶂■さん(■は品の口が金)、趙璟さん、朱向博さんの4人は赤ちゃんチンパンジーを育児室に連れ帰り、専業「養父」となった。お風呂に入れ、ミルクを与え、寝返りや起き上がる練習をさせ、赤ちゃんチンパンジーが大きくなったら、群れに戻してやりたいと考えているそうだ。中国新聞網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年11月2日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn